Saturday, October 17, 2009

tucker in seoul! その他イロイロ潜入レポート!



SEOULソノタイロイロ潜入!ポンチャック


ポンチャックトハ?(Wikipedia)

2拍子を基調に無数の歌が歌い継がれる。日本においてはポンチャック・テクノと呼ばれるが、韓国での呼称は「ポンチャック・ディスコ」。安価なリズムボックスが2拍子をきざむなかで、さまざまな曲を次々と歌い継いで行く。伴奏にキーボードを用いることも多い。韓国では宴会などで参加者が次々と歌を歌い継ぐという大衆文化があり、そこから「ポンチャック・ディスコ」が発祥したと考えられている。

長距離バスタクシーの運転手が眠気覚ましのためによく聞く。労働歌とも言える役割を果たしていた。これもメドレー形式でエンドレスに流れるものが多い。90年代~2000年代以前の韓国の安価なカーステレオCDプレーヤーがついていなかったため、楽曲集アルバムはカセットテープで供給されることがほとんどだったが、今はパソコンとネットの発達でほとんどMP3形式にアルバムのメインがシフトしたため、もしくは自主制作のCDで音楽を聴くのが多いせいで(ネットで買ったMP3を家でアレーンジしてCDを作る)、元々「下世話な音楽」というイメージの所為か、最近はめったに聞く機会がない。

日本では主としてテクノファンに聴かれていたが、韓国では李博士を除き「下世話な音楽」といわれ、あくまで大衆音楽として中高年、もしくは前述したようにバス運転手などを対象としている音楽である。(Wikipedia)





本当はGIG後はすぐ帰国する予定だったがMAGAZINE KING曰く「タッカサン、モット、イッパイ、アンナイシタイ、オモシロイトコロ、アルカラネ、タリナイ、タリナイヨ!」という事なので3日間延長濃厚なMAGAZINE KINGガイド
によるドキドキDEEP SEOULツアーがスタート!

ココはseoul市内の楽器街ビル!広大な雑居ビル3フロアすべてにガッキがひしめきあって陳列!
デタ!ヤッパリ!ココハseoulダ!
さすがポンチャックの町、いたるところにカシオトーン&リズムボックスがならび、中には説明不可能な
おそらく,キーボードのある一部分、リズムボックス部だけ抜き出した基盤や、エレクトンの自動伴奏コントローラー(C-301)
ダケがストックされショーウインドウに飾られた店など「ナンジャコリャー、ウットリ!!!」

ナドナド、目を白黒させているうちにmagazineに案内された、ポンチャック楽器専門店!
店内より流れ出るリズムボックスのしらべに誘われるように入店。
ポンチャック専用トラック作成用PC!(手前のスイッチによりパラアウト可能)やSC-88を使ったカスタマイズ、ポンチャックマシーン!を発見、、、


次はコレラの演奏を肌身で体感するべく、ライブシーンへと移動して到着したのがココ!
近所の公園です。佃煮にするほどのジジババが集結するこの熱気ムンムンのパークで
ハードコアな演奏が展開されているラシイ、。
残念な事にこの数日前に金大中(キム・デジュン)・元大統領の死去の影響でお祭り事、自粛ムードによりライブは見る事がでなかった。

しかしなぜ若者MAGAZINE KINGがこれほどポンチャックについて詳しいのかというと、今、彼はこの韓国オリジナルのカルチャーに関してのドキュメンタリーフィルムを制作しており、オールドスクール、ポンチャックプレイヤーにインタビューまた取材を通して、今まで紹介される事のなかった文化を記録にとどめる活動をしているからです。
たまたま彼の近隣に住む元ポンチャックミュージシャン達、の老人とふれあった事がきっかけで始まったこのフィルムドキュメントはポンチャックの
本当の姿、また消えつつある年配のカシオトーンのプレイヤーの演奏スタイル、また民衆にこの音楽がどのように受け入れられているのか、それを自然な姿で記録に残す事がMAGAZINE KINGが伝えたい事なのでしょう。

下の黄色い2枚組CDはポンチャック専門CDショップにて購入!エレクトンを使ったポンチャックメドレー集。
最近のCD音源でありながら、使用楽器は80年代のエレクトンのみというアリエナイ渋さ!

その後はMAGAZINEガイドによるポンチャック歌手御用達のテーラーやレコードショップ。
一日では見ることの不可能な広大なフリーマーケット市場などに行き、ヤバイキーボードマシンを入手。
最終日はWINDY CITYのスタジオ、magazine kingのPLATOONPLATOON オフィス訪問など、タノシカッタナー。