アメリカNYのサイトDads of Daughtersから父と娘の関係についてのインタビューを受けました。
日本語訳を自分のblogに転載させていただきました。
https://ihaveadaughter.com/
でも蓋を開けてみると、娘はお父さん譲りで自分が答えを見つけ出すのが好きな子に育ちました。
「なぜか今彼女の一番の関心事は馬で、将来は競馬の騎手を夢見て競馬の中継を見て熱狂しています。
私にとっては全く関心がなく何の意見も無い事柄ですが、子供が親と違う趣味を持つ事は良い事だと思います。普段勉強やその他親から色々アドバイスを受けて子供は成長しますが趣味に関しては親が意見しようもない方向も良いかと思います。自分自身で探求する楽しみがあるし、以前私の場合は親が立ち入れない自由なテリトリーが音楽でしたから。」
「以前は娘に演奏を教えようとしたことがありましたが今はしていません。たまにキーボードを弾いていて彼女が好きな曲のメロディやコードのコピーを手探りで見つけようとしている時、私がこうした方が良いのではとアドバイスすると余計なお世話!だと彼女は迷惑な顔をするので放っておくことにしています。時間が掛かっても一音一音を自分で発見する事が意味があり重要なようです。私も小学生の時三つの音で構成されるコードの中で一音がフラットする事でマイナーメジャー悲しい楽しいを表現できるのかと知った時は何か発明した気分になったものです。」
カレンちゃんはTUCKERさんのビデオ制作についてどのように思っているのでしょう。
「特になーんとも思っていないと本人は言ってますが私が撮影を頼むとアイスを買ってやれば快く引き受けてくれます。どこの家庭も同じだと思いますが父の創作物なんて興味はなく何故こんなシーンが必要なのかとか質問もありませんが編集が進み自分がストーリーの中で意味を持ち始めると(あーなるほど、と言って)自分が全体のコンセプトに役が立つとわかり、面白く感じるようです。」
ここ2年は家族とアーティストのタッカーさん本人にもコロナ禍の影響で経済的な不安など色々ありましたが、以前よりカレンちゃんとの近い関係になれたのは確かだとタッカーさんは認めました。今までも家の中で音楽を作って来たタッカーさんですが、コロナ禍休校になりで何ヶ月も家族全員が家に居る時間が出来たのを機に、積極的に彼女に自分が作ってる物に参加してもらう様にしたのです。TUCKERさん自身は父の仕事が忙しすぎた理由で、お父さんと二人でこんな事をした記憶はありません
「私自身は母子家庭だったので親の帰りが遅くそれは子供にとって良いことではありませんが、かえって誰からも干渉される事なく好きな事に没頭できたのは良いことでした。勉強もしませんでしたが。
今は私自身親として子供に勉強やその他サポートしなければいけない事は沢山ある事は意識していますが彼女が自発的に何かに集中しているのであればあまり干渉せずに協力できればと思っています。馬は依然として私は興味ゼロです」