Tuesday, February 16, 2010

TUCKER 韓国旅日記!(怒濤のコリアンDUBレゲエ編)!




アニョンハセヨー! 半年ぶりの韓国へ!
今回はmagazine kingの親友にして韓国が世界に誇るラスタマンズ!
windy cityのレコーディングに参加の為、一週間コリアンダブレゲエに迫る旅に出る事にナリマシタ!

以前からWINDY CITYと私でナンカやったら楽しいとの話はマガジンが言っていたのだが
前回韓国へ行った時は彼らはフレンチレゲェ界に招待されパリに行っていたため、会えなかった。
が今回マガジンのオーガナイズにより晴れてめでたく日韓親善DuBレコーディングと相成ったのであります。
まず夜到着。、WINDY CITYのメムバー達には翌日会う事になっていたので、とりあえずmagazine kingと再会を祝いマッコリを求めまばゆいハングルネオン飛び交う夜の町を徘徊!


焼酎で一息ついたトコで今回の旅の言い出しっぺ、オーガナイザー兼通訳MAGAZINE king 先生にレコーディングについてのコンセプトを聞いてみたのだが
magazine「アーゼンゼン、ノープランデスヨ、デモソレガ、コンカイノプラン、デスネ」と言う!

tucker「なんかやる予定の曲とかないの?なんかコッチでも考えた方がいいよねー?」と不安げに私聞いた所

magazine「ソンナノイリマセン!タノシクJAMシテクダサイ、ソレガオモシロイ!」

tucker「オレあまりレゲエマナーとか知らないけど大丈夫かなー」と言うと

magazine「ソンナヒトガ、ヨイノデスヨ!コンカイハ!マーモウイッパイ!」
となにか思惑ありげな感じ、ココはひとつMAGAZINE KING先生に身を委ねる事にした。
(最近ヒットラーと同じ位置にチョビヒゲをたくわえたオシャレガイMAGAZINE KING先生。下写真右)

そして翌日、雪が降る中、早速!windy cityの所有するDUB生成地下スタジオへ!
「ウェーイ!タッカー!」とココは本当に韓国か?と見紛うほどの歓迎&握手&ラスタカラー!
そして無造作に置かれたビンテージリバーブやエコーマシン!リズムボックスなどなど。
皆にオミヤゲのウエハースを渡し、自己紹介もソコソコに「レッツ プレーイ!」となった!

実はイキナリフリーセッションもちょっと心配だった私、昨晩ホテルで夜中思いついてムックリ起きて作った曲(コンナ事もあろうかとプロツールズセット持参した)を皆に聞いてもらうコトに。けっこうコードも多い曲だったのだが「オーグッドソングー!」と言ってくれてすぐに覚えてしまった。さすがですなー!


何回か演奏する内にボーカルも乗っかって「ワーンツーツリーフォー!カラッッカッッカンドギロッスッッタン!ギコギコ」なんてドラムイントロが付いたり、フランス人DUBエンジニアのフランソワ(れげーひとすじー)がその場でディレイ処理を施したりするので、「ココハドコ?」アッと言う間にジャマイカ桃源郷にワープ!。

休憩時間には近所にて購入したマッコリ酒も山の様に投下され、「ヒャッホヒャッホ」とばかりニンマリ初日からアガってしまったが無事ベーシックトラックは早くも一日目に早くも完了した!
イヤーしかし特筆すべきはリーダー兼ドラマーのバンジャンのドライ「カラッカン!」な乾いたウッディなサウンド。

ドンナことになっているのかと、セッティングを見た所コンナ、ガムテープやふきんがスネアに貼付けたまんま叩いたりと可成りケンキュウの末辿り着いたセッティングの模様。
シカシこれであの例の音がするもんだからビビりました。
さらにマイキングに関しても独特な音処理の工夫があり、年代物FOSTEX8トラックカセットMTRのミキサー部を多様していたりウォームなサウンドの秘密はどうやらコノヘンにアルラシイ!
以前バンジャンくんがジャマイカでのホンバのダブスタヂオでワンドロップをかましたトコロ
「生涯で聞いた最高のワンドロップだ」と現地レゲーマンズが驚いたラシイ!納得!

「ウーム色々ヤッテイルこの人達、」
なんでも聞く所によるとこのバンジャンクン、MAGAZINE KING、あのユンキーは昔SEOULのサブカル雑誌のライターを過去一緒にやっていた関係で皆、仲良しとのこと。
続きは、、、この後レコーディングは新たな展開へ、そして韓国ポンチャックシーンのイパクサ大親分との出合い!そして老人達のオアシス若者立ち入り禁止のエレクトーン、サイケデリック、ダンスホールキャバレー(マジで若者禁止)への奇跡の潜入へと続く、、、